社会福祉法人 悲田院

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20代の先輩たちの声

大学で学んだことが、現場で初めてつながった。

Fさん
所属:早良厚生園
入職:2025年

大学では、障害特性やコミュニケーションの方法など、さまざまな支援について学びました。

でも、実際に現場で働いてみると、同じ障害があっても、得意なことや苦手なこと、性格、思いの伝え方は一人ひとり違うことを改めて実感しました。

言葉だけでなく、表情や行動から「今、どんな気持ちなんだろう」「なぜこの行動をされたんだろう」と考えることも大切です。大学で学んだ「行動だけを見るのではなく、その背景や障害特性、気持ちを考える」という視点は、今の支援にも活きています。

そして現場で利用者さんと関わる中で、知識だけではなく、一人ひとりの個性や意思を尊重し、その方に合った支援を考えることの大切さをより強く感じるようになりました。利用者さんの権利や尊厳を守ることも含めて、大学で学んだことを一人ひとりの支援につなげていく。それが今の自分の仕事だと感じています。

支援は、「わかろうとすること」から。

Wさん
所属:白糸農園
入職:2024年

入職前は、利用者さんから悩みや困っていることを聞き、それを解決することが支援だと思っていました。

実際に働いてみると、自分の気持ちや考えを言葉で伝えることが難しい方もおられます。そこで気づいたのは、「何を伝えようとしているのか」を理解するところから支援が始まるということでした。

表情や行動、普段の様子を見ながら、「どういう気持ちなのだろう」「何を伝えたいのだろう」と考えて関わります。最初は難しく感じましたが、日々関わる中で少しずつ理解できることも増えてきました。

白糸農園には、活動的に過ごされる方から、生活のさまざまな場面で支援を必要とされる方、働くことに取り組まれている方まで、さまざまな利用者さんがいます。

一人ひとり違うからこそ、その方を知り、その方に合った関わりを考える。そこにこの仕事の難しさと面白さを感じています。

「伝える」ではなく、「伝わる」声掛けを。

Nさん
所属:四箇厚生園
入職:2026年

入職前は、利用者さんから悩みや困っていることを聞き、それを解決することが支援だと思っていました。

実際に働いてみると、自分の気持ちや考えを言葉で伝えることが難しい方もおられます。そこで気づいたのは、「何を伝えようとしているのか」を理解するところから支援が始まるということでした。

表情や行動、普段の様子を見ながら、「どういう気持ちなのだろう」「何を伝えたいのだろう」と考えて関わります。最初は難しく感じましたが、日々関わる中で少しずつ理解できることも増えてきました。

白糸農園には、活動的に過ごされる方から、生活のさまざまな場面で支援を必要とされる方、働くことに取り組まれている方まで、さまざまな利用者さんがいます。

一人ひとり違うからこそ、その方を知り、その方に合った関わりを考える。そこにこの仕事の難しさと面白さを感じています。

「できること」だけでなく、その先の暮らしまで考える。

Tさん
所属:白糸農園
入職:2026年

白糸農園で働く中で、一人ひとりに合わせた支援とは何かを考えるようになりました。

例えば、洗濯物を干すことはできても、生乾きのまま収納してしまう利用者さんがいます。

そこで、できることをそのまま任せるだけではなく、衛生面も考えながら乾燥機を活用し、その方が自分で収納までできる方法を考えていました。

その姿を見て、本人のできることを大切にしながら、生活全体を見て支援を考えることが必要なのだと感じました。

入職前は「利用者さんと向き合う=その方を知ること」という漠然としたイメージでした。

実際には、すべてをそのまま受け入れるだけではなく、必要なことは分かりやすく伝え、ご本人が自分で気づいたり考えたりできるように関わることも、向き合うことの一つだと考えるようになりました。

失敗も、次の支援につながっていく。

Aさん
所属:SunSun
入職:2023年

利用者さんへの声掛けがうまくいかなかったことがあり、上司や先輩に相談したことがあります。

その時、ただ「ここが良くなかった」と言われるのではなく、良かった点と改善した方がいい点を一緒に考えてもらえたことで、自分の支援に対する意識が変わりました。そこで教えてもらったことは、今でも仕事をする上で大切にしています。

また、仕事を家に持ち帰ることがないので、休日はしっかり気持ちを切り替えて過ごせています。家で動画やサブスクを楽しんだり、ライブやイベントに出掛けたりしています。

 

土曜日が勤務になる時もありますが、希望休を使いながら予定を調整しており、これまで当選したライブやイベントにはすべて行くことができています。

仕事で悩んだ時には相談でき、休む時はしっかり休む。

仕事も自分の時間も、どちらも大切にできることが働きやすさにつながっています。

 

「名前を覚えること」から始まった、私の新人時代。

Kさん
所属:白糸農園
入職:2025年

入職前に一番不安だったのは、職場の人間関係でした。

実際に働き始めてみると、まず大変だったのは利用者さんや職員の名前を覚えること。服薬支援など正確さが求められる業務もあり、「早く覚えないと周りに迷惑をかけてしまう」と精神的につらく感じることもありました。

そんな時、同期や先輩職員から「大丈夫だよ」と声を掛けてもらい、少しずつ気持ちが楽になりました。BSの先輩にも支えてもらいながら、一つずつ仕事を覚えていくことができました。

今では仕事のことだけでなく、私生活の悩みまで相談することがあります。入職前に一番不安だった人間関係が、今では安心して働ける理由の一つになっています。

 

同じ「不安」でも、支え方は一人ひとり違う。

Iさん
所属:白糸農園
入職:2025年

利用者さんが不安そうにされている時は、「何か理由があるのではないか」と考え、その方に合った関わり方を大切にしています。

すぐに声を掛けた方が安心につながる方もいれば、少し時間を置いて落ち着いてから話を聞いた方がよい方もいます。また、自分から気持ちを伝えることが難しい方には、普段からこまめに声を掛け、話しやすい関係をつくるようにしています。

作業などでは「できていますね」「頑張っていますね」と前向きに声を掛け、できたことを一緒に喜ぶことも大切にしています。

同じように見える不安や困りごとでも、その理由や気持ちの表し方は一人ひとり違います。だからこそ、その方を知り、その方に合った支援を考えることを大切にしています。

 

支えてもらった経験を、今度は後輩へ。

Tさん
所属:白糸農園
入職:2022年

新人の頃は、利用者さん同士のトラブルへの対応や、一人ひとりに合わせた支援ができるのか不安でした。

利用者さんは、それぞれ性格も特性も考え方も違います。「自分の対応で大丈夫なのかな」と悩むこともありました。

そんな時、先輩職員はすぐに答えを教えるのではなく、まず話を聞き、一緒に考えながら解決してくれました。

その経験は、今の自分の後輩との関わりにもつながっています。

後輩が困っている時には、まず話を聞き、不安や悩みを一緒に考える。

自分が新人の頃にしてもらってうれしかったことを、今度は自分が後輩に返していきたいと思っています。

先輩の支援を見て、自分の関わり方も変わった。

Tさん
所属:早良厚生園
入職:2025年
日常生活の動作に時間がかかる利用者さんに対して、先輩職員が急かすのではなく、「どうしたの?」と優しく理由を聞きながら関わっている姿が印象に残っています。

私もその関わり方を参考にして、まず理由を聞きながら穏やかに話すことを意識するようになりました。

すると、利用者さんも戸惑ったり大きな声を出したりすることなく、落ち着いてこちらの話を受け入れてくださいました。

先輩職員の支援を見て学び、良いと思った関わり方を自分でも実践する。その積み重ねの中で、一人ひとりに合った声掛けや支援を少しずつ身につけていると感じています。

「大丈夫?」のひと言が、安心につながった。

Hさん
所属:早良厚生園
入職:2026年

入職して間もない頃は、転倒時の対応や服薬支援など、「これで大丈夫かな」と不安になることもありました。

ある時、トイレ介助をしていると、扉の向こうから先輩職員が「大丈夫?」「必要なものない?」

と声を掛けてくれました。そのひと言がとても心強く、「困った時には聞いていいんだ」と安心したことを覚えています。

普段から職員同士で声を掛け合っているからこそ、分からないことや不安なことも相談しやすいと感じています。

利用者さんも職員も笑顔で過ごしていることが多く、一緒に働いている自分まで楽しくなるような職場です。

入ってみて分かった、役職を越えて関わる職場。

Kさん
所属:早良厚生園
入職:2024年

入職前にInstagramを見ていた時は、行事には主に支援員が参加するのかなと思っていました。

実際に働き始めてみると、支援員だけではなく、主任や管理職も一緒に行事へ参加し、利用者さんと関わっている姿がありました。

その様子を見て、特定の職員だけではなく、施設全体で利用者さんを支えている職場なんだと感じました。

SNSやホームページを見るだけでは分からない職場の雰囲気もあります。実際に働いてみて感じた、人との距離の近さや職員同士の関わりは、悲田院で働く良さの一つだと思っています。

言葉にならない気持ちを、表情や行動から考える。

Iさん
所属:早良厚生園
入職:2025年

言葉で自分の気持ちを伝えることが難しい利用者さんと関わる時には、表情や行動を見ながら、

「これが欲しいのかな」「これがしたいのかな」と考えるようにしています。

実際に、自分なりに考えて必要だと思ったものをお渡しした時、利用者さんが笑顔で喜んでくださったことがありました。

その経験から、言葉だけではなく、普段の様子や表情、行動を見ることも、その方を知る大切な手掛かりなのだと感じました。

仕事にも少しずつ慣れ、以前は目の前のことから取り組むことが多かったのですが、今では周囲の状況を見ながら、「今、何を優先するべきか」を考えて行動することも意識しています。

利用者さんの様子と周囲の状況の両方を見ながら、自分で考えて動ける職員になりたいと思っています。

「知ること」が、その人らしい支援につながる。

Sさん
所属:四箇厚生園
入職:2024年

園内では静かで、あまり積極的にお話をされない印象だった利用者さんが、一緒に外出した時、ドライブで笑顔を見せたり、お店の方と楽しそうに話されたりする姿がありました。

その姿を見て、普段の様子だけでは分からなかった、その方の人柄や好きなことを知ることができたと感じました。

利用者さんのことを知っていくと、その方の強みを活かしたり、興味のあることに触れる機会を増やしたりと、支援の仕方も変わっていきます。

一人ひとりを知ることが、その方に合った声掛けや、その人らしく過ごせる支援につながっていく。

日々の関わりの中で、そう感じています。